
出典:http://yagenbori.jp/store/index.html
七味はやげん堀と決めています。
私あらかんマリオは、還暦前、東京に住んでいた頃は、浅草の新仲見世通りにあるお店で500円ずつ購入していたものでした。お店では、やさしそうな女店員さんがその場で7つの薬味を調合してくれたものです。そう、ほかの誰のためでもなく、私だけのために、どんな我がままな注文にも応えてくれたのです。
「中辛で香りたかく」これが、私マリオのお好みです。
きっと、唐辛子を減らし陳皮や山椒を多めにしてくれていたのでしょう。世界でたったひとつの私だけの七味、その誕生の瞬間でした。
こうしてもらうと、たんなる「かけうどん」が一気にリッチな「オレのかけうどん」になってくれるというわけです。
いまは、オンラインショップを通じて購入しているのですが、近頃、洋風七味も合わせて注文しています。
この、洋風七味の成分ですが、ちょっと列記してみましょうね。
唐辛子、陳皮(みかんの皮)、けしの実、
ガーリック、パセリ、バジル、オレガノ
いかがですか?
バジルも入っているのです。この顔ぶれをみると、しっかりフレンチ・気軽にイタリアンになりそうです。
ピザに振りかけたりしたら、もう、和洋合体・国際親善が超かんたんに実践できるということです。
さて、それでは、本題です。
洋風具だくさんミソ汁
男が厨房に入り、気軽にご飯をつくる場合、なるべく作業工程を減らすことが肝要です。
ご飯は、具入りの炊き込みご飯(かやくご飯)にしたいもの。これについては、先日の「男メシなら繊細大胆カンタンに」を参照していただきたいと思います。
そして、一汁一菜を合体させて、具だくさんミソ汁を付け合わせたいというわけです。
参考にさせていただいたのが、いまや人気料理研究家のおいしいもの研究所・土井善晴先生
検索をすると、テレビ番組「おかずのクッキング」のサイトに驚きの写真があるのです。

出典:http://www.tv-asahi.co.jp/okazu/contents/onair/0048/
すごいでしょ。トマトやピーマンをいいとして、トーストした食パンを巨大なクルトンにしていいるんです。
見事です。
さて、私マリオとしては、もっと大人しめにいこうかと思います。だって、男の料理ですから。
材料:なんでも材料に
さあ、それでは、材料表です。
タマネギ・トマト・ズッキーニ(きゅうりで代用)
キノコ類
味噌
水
オリーブオイル
こんなところです。
男の料理としては、やはり彩りですね。ニンジンやピーマン、パプリカ、シシトウ、オクラなどなどがあってもいいでしょう。
男ならサクッとレシピ
- 材料を食べやすい大きさにカット
- 鍋に、オイルをしいてまずは、タマネギから炒めはじめ、つづいて一気に固形物の材料を炒めます。
- 少しばかり、香ばしく炒めてから、分量の水を投入。1人ならカップ1杯半程度。
柔らかくなるまで中火で煮ます。
ただし、歯ごたえが欲しい場合は、煮すぎないのがいいよね。 - 味噌を溶く。
1人分なら大さじ7分目ぐらいでしょうか。お好みで。薄味で仕上げ、最後に薄すぎる場合は、ほんの少ししょう油を加えるという手もあります。
あらかん世代としては、塩分より辛味でいただきたいもの。
味噌を入れたら、煮立たせない。せっかくの発酵食品がだいなしになります。
- 最後に、洋風七味を振りかけできあがり。もちろん、和風七味でもOK。
いかがですか?
洋風七味が国際親善しているでしょう! この、洋ちゃんってば、いい仕事してくれます。
厚い夏も、これは、いけます!